BOOKS 
 


いつかは自分の家を建てたい、と思った時に読む本


以下のリストは、建売り住宅やハウスメーカーの住宅ではどうもしっくりこないなぁという方を対象とした参考書籍です。したがって、あくまでも家を建てるという作業の中の設計、しかもどちらかといえばその中でも基礎的な部分に関わるものを中心にあげてあります。今後も随時追加していく予定ですので、お勧めの本などありましたら教えて下さい。(順不同)


■小さな森の家 −軽井沢山荘物語−

吉村順三著
建築資料研究社
2400円

日本建築会の巨匠故吉村順三氏が自分のために設計した名作軽井沢山荘を図面やスケッチ、そしてさとうつねお氏の写真を交えてわかりやすく紹介してあります。小さな山荘だが、本を読んでいくうちに、自然の中に溶け込んだその空間を体験したくなります。吉村順三氏の住宅設計の作法の原点がここにあるように思います。


■宮脇檀の住宅設計テキスト

宮脇檀建築研究室著
丸善株式会社
2884円

住宅や旅行についての数多くの著作でも有名な宮脇檀氏の30年間の住宅設計に関するノウハウをまとめた一冊。一般的な意味での「快適な」住宅を設計するための手法が書かれていて、設計者や学生はもちろんこれから住宅を建てようと思っている人にもお勧めです。


■渡辺篤史のこんな家を建てたい

渡辺篤史著
講談社
1、600円

テレビ朝日系列で10年間に渡り放送されている長寿番組[建てもの探訪」で取り上げた住宅のうちの70軒をまとめたもの。渡辺篤史氏のコメントに加えて建て主や設計者のコメントもあり楽しんで読めます。世の中には色々な人が色々な住宅に住んでいるのだなということを実感させてくれる本です。


■それでも家相を信じますか

江口征男著
日刊建設通信社
1、200円

家相は一種の信仰だと思いますので信じるのは間違いとは思いませんが、そのために明らかに住み難い住宅となってしまうのであれば考えものです。その前に一度本書をお読み下さい。一般に言われている家相の歴史や誤りなどがわかりやすく書かれています。


■建築家への道

吉田研介編
TOTO出版
1300円

東海大学吉田研究室で学生向けに行なわれた内藤廣、北山恒、新井清一、小嶋一浩、妹島和世、鈴木了二、坂茂の7人の比較的若い建築家(とは言っても最年長の鈴木了二氏はこの時既に50才を超えています)の学生時代や独立したての頃の苦労したが楽しかった話などが語られている。建築家という人種を知るための一助にどうぞ。


■建築MAP東京

ギャラリー・間編
TOTO出版
1500円

1980年代以降に竣工した現代建築を中心とした都内500以上の建物の紹介。各建物の簡単な説明とデータ+詳細な地図で構成されています。東京の建築見て歩きをするには必携。この手のガイドとしては珍しく住宅も多数掲載されています。ながめているだけでも楽しい本です。