ESSAYS 
 


調布市のホームページ

6/5発行の調布市の市報に調布市のホームページのアクセス数に関する記事がありました。
このホームページは開設してから約1年になるのですが、その間のアクセス数は以下の通りだそうです。

ホームページ(初期画面) 42,631
新着情報          8,786
ようこそ調布市へ     26、250
まるみえ調布まっぷ     5、881
新着図書あんない      3、583
たまてばこ         2、143
リンクの広場        5、363
おたより          1、341
合計           95、978

英語(合計)        1、588
約20万人の市民が住む調布市においてこのアクセス数が多いのかどうかは分かりませんが、総アクセス数の約半分が初期画面というのはちょっと気になります。このホームページはフレームが切ってありますので、初期画面の表紙には特に情報があるわけではありません。にもかかわらず巨大な画像を使っているため表示されるまでに約2分かかりました。要望が多かったせいか「お急ぎの方はこちら」というボタンも出来たのですが、それが表示されるまででも40秒です。さらにこのボタンで移ったページの表示にまた随分時間がかかります。同じ時にアクセスした世田谷区の初期画面は15秒で、三鷹市は25秒、比べるとその違いは明らかです。市役所の人たちはこのホームページを日常的に見ているのでしょうか。疑問に思います。

この重い初期画面を辛抱強く待った人が他のページを1ページしか見ないで帰ってしまうというのは考え難いので、アクセスしても初期画面の表示にあまりにも時間がかかるため途中で諦めてしまう人が多いのではないでしょうか。また、内容も市報に掲載されていることをそのまま転記したようなものが多く、残念ながら継続的にアクセスしてみようと思わせる内容ではありません。掲示板や市民団体のためのページなどもう少し市民の手に委ねる部分もつくって、生きた情報も欲しいところです。

そんなことを考えながらお隣の武蔵野市のホームページものぞいてみました。初期画面が表示されるまでで約30秒。いきなり市長の言葉が出てくることや他のプラグインソフトが必要である点はどうかとも思いましたが、ホームページの中身は多岐にわたるものでした。市役所からのお知らせや市報の詳細はもちろん、ミニFMの番組表や市民から寄せられたお勧めの店情報まであります。これならアクセスする価値がありそうです。

インターネットの普及とともに各地の自治体でホームページをもつことが珍しくなくなってきました。これからの広報ツールとしては欠かせないものになるのは間違い無いでしょう。しかし、結局ツールはあくまでもツールです。調布市もホームぺージを開設した以上、腰を据えて、インターネットの速報性・双方向性を生かした、市報とは異なる使い方を考えて欲しいものです。

1998/06/06