HOUSE AKA 
 



この住宅は都内北部の住宅、アパートや商店が軒を重ねるように連なる地域の、3層の高架鉄道に向き合った3角形の敷地に建つ。法規上22坪の地面の40%は余白として残さなくてはならず、2種類の斜線により立体的にも建築可能な範囲は大きく削り取られている。

屋根と一体となった天井は敷地の微妙なひずみを反映し折れ曲がりながら道路から敷地奥に向かって伸び上がり、光庭としての機能も担わされた透ける階段は足下を人が行き交うという見慣れぬ光景を提供する。夜になると窓の外には鉄道の四角く連なる光が幻想的に走り抜ける。

敷地の状況、建物のプログラムを率直にトレースした結果、それぞれの要素がオーバーラップし全体として空間に予期せぬ動きを与えている。




中央の赤い屋根が建替前の住宅